夏休みの宿題の中でも、子供(親?)を悩ますのが自由研究!
実験の成果が思うものにならない場合もありますよね?
「どうしてなの~?!」と叫びたくなります。
太陽パワーを利用した自由研究、太陽風車が回らなかったのです、・・・失敗?
一生懸命作った風車が回らないなんて、悲しすぎる!悔しすぎる!
あれこれ試すうちに、やっと太陽風車が回ってくれました!
太陽風車が思うように回らず困った場合の解決策の一例として読んでみてください。
太陽風車は自由研究にピッタリ!
息子が自由研究として選んだテーマは、太陽風車です。
風を受けなくても、太陽のパワーで回るという太陽風車。
私も知らなかった太陽風車、とっても面白そう!
太陽風車が回るのはどうして?
色の黒いものは光をよく吸収することを利用し、温めた空気をつくります。
温めた空気は上へ、冷めた空気は下へ移動します。
この空気の動き(「対流」)を利用することによって、風がないビンの中の風車が回ります。
もともとは工作として選んだようですが、スムーズに回らなかったため、自由研究としてまとめることにしました。
黒い台と羽の台紙がダウンロードできるサイトがあります。
我が家はこちらのサイトをチェックする前に、黒い台と羽を自作したので少し手間がかかってしまいました・・・。
是非チェックしてみてください。
子供の成長と子育て家族の応援サイト ココロ、すくすくHonda Kids 太陽風車
”回らない太陽風車”を”回る太陽風車”にする解決策は?

一生懸命作ったのに、太陽風車が回らない・・・!
こんなに悲しいことはありませんよね?
「どうしても回る太陽風車を完成させたい!」(←もはや息子より必死!!)
そんな思いで試行錯誤した結果、やっと回る太陽風車が完成しました!
大きく2点を改善してやっと回る太陽風車になりました。
まず、1点目は、風車の羽の角度の調整です。
下からの温かい空気を受けやすいように折りなおします。
(アバウトですが、45度程度になってしまった折り目を、説明通りの60度程度に変更しました。)
2点目は、しっかり冷えた空気をつくることです。
太陽風車は、ビンの中で温かい空気と冷たい空気の流れが発生することによって回ります。
外気がとても暑い場合など、ビンの中がすでに一定の温度がある状態であると空気の流れができません。
ビンの中に保冷剤をのせ、冷たい空気ができるようにしました。
ケーキと一緒に入っているような小さな保冷剤で大丈夫です。
・風車の羽の角度を調整をして、下からの温かい空気を受けやすくする
・ビンの上に保冷剤を置くことによって、上に冷えた空気をつくる
その他試したものを紹介するよ
上記の成功に至るまでに試したこともあります。
結果は出なかったものの(我が家の場合)、試したものをいくつかメモしておきます。
シャープペンの芯のとがり具合が良くないのでは?
シャープペンの芯を針にかえてみる。
⇒シャープペンの芯は色が黒いためシャープペンの芯にもどしました。
ビンの厚みやサイズが良くないのでは?
コップに変えてみる。
⇒厚みのあるビンで成功したので厚みの影響はあまりないのかもしれません。
羽や黒い台に不具合があるのでは?
羽と黒い台を作り直してみる。
暑いのでビンの中の温度が一定になってしまっているのでは?
ビンを冷蔵庫に入れて冷やしてから試してみる。
⇒はじめはビンの中が曇ってしまうため観察しづらいですが、適度な暑さの日には有効かもしれません。
★猛暑の場合は、我が家の成功パータンである保冷剤の使用がおすすめです!
おしまいに
光を吸収しやすい黒い色を利用し、温かい空気と冷たい空気の動きをつくることによって回る太陽風車。
子どもに限らず大人も楽しめる面白い実験です。
失敗してもあきらめず試行錯誤の結果、実験が成功する嬉しさは格別です!
太陽風車が回らない場合の参考になれば幸いです。