つみたてNISAがスタートして、NISAについてメディアで取り上げられることも増えました。
私はつみたてNISAではなく、通常のNISAを利用しています。
今年に入って、銀行からネット証券へNISA口座の金融機関の変更をしました。
私がなぜ銀行からネット証券へNISA口座の金融機関変更をしたのか、その理由についてお話していきます。
理由①銀行の担当者に勧められた投資信託の見直し
10年強前から投資信託をしています。
余裕資金が増えたら増やしたいとは思いつつも、残念ながら余裕資金にまわす資金も思考の余裕もなく(苦笑)、長年1本のみ投資信託をしていました。
4年弱前にNISA口座を開設した際に、銀行の担当者から勧められた投資信託を1本増やし、資金はそのまま投資信託を2本にしました。
その投資信託があまりよくなかったので解約することにしました。
結果として良くなかったので、契約した時は先のことはわからないですから、こればかりは仕方ないですけれど。
毎月分配型の投資信託だったのですが(今なら毎月分配型は選択しません…)、「ボーナスがあって面白いですよ」なんて言われたのに、ボーナスなんて一度も受け取れなかった上に、途中から分配金は下がる、純資産もかなり右肩下がり…。
最終的に、運用損益がなんとかマイナスになっていなかったことが救いでした。
少し気になりながらも何もしなかったこと、担当者に対しても良い感情を抱けない自分…。
勧められて決めたのは他の誰でもない自分自身なのに。
そんな自分にもがっかりです。
投資信託の見直しが1つ目の理由です。
理由②利用していた銀行では気になる投資信託の取り扱いがなかった
そしてずっと気になっていた投資信託があったのですが、私が利用していた銀行では取り扱いがありませんでした。
ネット証券は、銀行に比べ投資信託のラインナップが豊富なんです。
商品の取り扱いが多いネット証券であれば、途中で新たに気になる投資信託が現れた時などは有利だと感じます。
もちろん、銀行にも、窓口対応で直接相談できるというメリットはあります。
特に不安の多い初心者には安心できる要素だと感じます。
馴染み深い銀行であれば尚更ですよね。
商品が決まっている場合は、その商品を取り扱っている金融機関を選べば良いですが、多くの商品の中からしっかり選びたいという場合は豊富な取り扱いがあるネット証券にメリットは多いと感じます。
銀行は取扱商品が少なく、気になる投資信託ができなかったことが2つ目の理由です。
理由③投資信託以外の商品選びの選択肢も増え、利便性も良い
通常NISAでは、投資信託、ETF、株式、REITが購入できます。
つみたてNISAにしようか通常NISAにしようかと迷ったときに買った「NISA完全ガイド」。
こちらの本を読んで株式投資も始めてみました。
株主優待の特集なんて読んだから気になっちゃいますよね。
当初は投資信託しか考えていなかったのですが、ネット証券なら手軽に株式投資もできるので始めることにしました。
応援したい会社の株式に投資したいところですが、初心者かつ小心者なので、少額で投資できる株式からのスタートです。
それでも、なんだか楽しみが増えたようで嬉しいです。
平日はポートフォリオのチェックが日課となりました。
投資信託以外の商品選びの選択肢も増え、利便性が良いということが3つ目の理由です。
NISA口座を銀行からネット証券へ変更して感じたこと
結論から言うと、NISA口座をネット証券への変更をして良かったです。
投資信託の商品が豊富で、自宅にいながら手軽に商品を選ぶことができます。
そして、投資信託以外の商品選びの選択肢が増えということも、私の狭い視野を少しだけ広げてくれました。
投資信託以外に初めての株式投資を始めたことも私には大きいです。
また、手数料が安いことも大きな魅力です。
投資信託の購入時の手数料は銀行との大きな違いだと感じます。
変更とか、登録とか、何かと厄介な気がして先送りにしてしまっていましたが、もっと早く変更するべきだったと感じました。
もし、NISA口座の金融機関の変更を考えている場合は、時間の余裕をもって計画することがおすすめです。
変更前の金融機関からのを通知書を受け取って、変更する金融機関に提出して税務署の審査になるので、少し時間がかかるので注意が必要です。
おしまいに
銀行からネット証券へ金融機関の変更をした理由をまとめてみました。
初心者にとって窓口対応で相談できる銀行は安心感があります。
一方、ネット証券は、商品のラインナップが豊富、手数料がお得など、長い目でみると有利な点が多いです。
新規で口座開設を考えてる場合は、金融機関が独自のキャンペーンを実施していることもありますので、チェックしてみることもおすすめです。
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